世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

外国人留学生への理解に務める

大学院留学で思い出すのは某国出身の男性。入学式で話をした時に、不思議を通り越して今まで聞いたことのない笑い方で笑う(ははは、でもヒヒヒという笑い方ではない)、しかも笑うタイミングが読めない。彼をどう扱っていいのか、悩ましかったことはいまで…

ナイメーヘン、スティーブン教会

朝は濃い霧が立ち込める典型的な10月のオランダの天気でしたが、霧の合間から見える太陽から、霧も晴れるであろうと予想し、予定していた町の教会、スティーブン教会:stevenkerkの塔に言語パートナーのハンスさんと共に登りに行きました。私の関心が歴史や…

いつもと違う日曜日を

旦那は毎週ミサに欠かさず通う、カトリック教徒。 ミサに集まる学生・社会人たち、バラつきがあるものの数回通えば大体レギュラーのメンバーを知ることが可能になります。ミサの後は、コーヒー・紅茶、クッキーなどを楽しみながらひとしきり話すというのが定…

SINULOG 2013 - KITANG TANAN MAGSINULOG 2013 VIVA PIT SEÑOR SANTO NIÑO シヌログ2013告知

イベントの告知です。 オランダ、ナイメーヘンでシヌログ祭を再現します。 シヌログ祭は、セブ市の中心にあるカトリック教会−サントニーニョ教会のお祭りで、幼い頃のイエス・キリストを模ったサントニーニョ像が市内を行進します。音楽、踊りとかなり賑やか…

マニラでの生活のコツ(2)−宿泊先を探す編−

マニラ滞在で気になるのは滞在先。短期にせよ長期にせよ安全、快適、お手頃な値段の滞在先を見つけたいものです。お値段が高くてOKであれば、ある種宿探しは困らないと思うので、安くそして、安全に考慮する宿探し情報を特に初フィリピン、あるいはフィリピ…

フィリピンの義母と旦那の関係

今週のお題「私のお母さん」 「いま思うと、これまで多くの困難を乗り越えてこられたのは、紛れもなく彼女が導いてくれたからだ・・・そして彼女はいつも私を感化してくれる存在です」現在公開中のドキュメンタリー映画『Don't Stop Believin': Everyman's J…

「第二次大戦中に命を失った全ての人に追悼を捧げる日」に徒然ながらに想うこと

5月8、9日は国連が定めた、第二次大戦中に命を失った全ての人に追悼を捧げる日Time of Remembrance and Reconciliation for Those Who Lost Their Lives during the Second World Warです。 国連が、第二次世界大戦が終わってから60年を記念し、国連総会では…

移民大国−寛容の国オランダはどこへ行く

先日、開放記念日を祝ったオランダ。戦争や暴力で失われた命を思い、また紛争が今も続いている世界を想う日となりました。教会の説教でも、第二次世界大戦、弾圧などで多くの命が失われたことを振り返り、正義が実現される世界を目指すこと、そのために出来…

フィリピン生まれのフィリピン育ち、だから仕方がないのです

夫はオランダに生活すること3年目となる。流石に四季のある季節、社会のシステムにも慣れ余裕なはずなのですが、それでもやっぱり南国生まれ。生活の節々でこれまでの生活の癖が見えます。顕著なものは、衣類。その着方・扱い方。 オランダで生活する初めて…

オランダ戦没者慰霊の日、開放記念日そして洗礼式

よく晴れた5月5日日曜日の今日、ここオランダでは68回目の開放記念日が祝われました。第二次世界大戦末期の1945年5月5日にオランダ東部の都市、ヴァーヘニンゲンでドイツ軍が降伏文書にサインをしました。ヴァーヘニンゲンはヘルダーラント州にある人口3万74…

国中がお祭りーオランダの女王の日(Koninnginnedag)には何をする?

今週のお題「2013年のゴールデンウィーク」日本では昭和の日を前後して始まるゴールデンウィーク(GW)、オランダも連休特に学生たちはKoninginnedagから開放記念日(オランダがナチスドイツから解放された日)まで休暇となります。休暇の始まり、4月30日はオラ…

フィリピノフィエスタ in ナイメーヘン

Meet and Eat(国籍が異なる学生が集まって、食べて楽しむイベント)の実行委員のひとりとなって早一ヶ月。これまで、イラン・イタリアン・フレンチ/ベルギー・インドネシアなどなど色々な国のホストを委員/ボランティアとしてお手伝いしてきましたが5月1日…

テレビドラマで語学の学習

どうしたら苦手・ややもすると嫌いな英語を飽きずに、投げ出さずに勉強できるのかということで、楽をしたい私は、大学時代映像を使うことを考えました。受身な勉強法と思いきや、実は違うのです。 今では結構当たり前なテレビドラマで語学の学習という手法は…

泥棒騒動

日曜日午後、出先から戻りました。Retreat−ということで、2日間家を離れて、古城を改装したというこじんまりとしたホテルでワークショップ、ディスカッション、リラックスしてきました。私たち夫婦不在のこの週末、ご近所さんが空き巣に入られ、パソコンを盗…

こまった人たち−留学生“烈”伝−

烈伝or列伝?偉人名将のことではありません。 印象が強烈で忘れられない人物とエピソードを私の中で“烈”伝として私は記憶に留めています。 大学院留学で思い出すのは●●●●国出身の男性。入学式で話をした時に、不思議を通り越して今まで聞いたことのない笑い…

入国管理局との戦い

フィリピン滞在は楽しいものでしたが、唯一の苦手な場所は入国管理局でした。 「でした」とするのは過去形。今はだいぶ整備されており、手続きもわかりやすくなりました。 私が始めてフィリピンに足を踏み入れたのは2006年。仕事の関係で長期滞在することに…

同国人とどう付き合う?−相対的価値剥奪に悩む邦人−

海外に出ると滞在地に長期で生活している同国人とどう付き合うのか、更に自分自身を社会の中でどこに位置づけているのか、改めて考えさせられます。 周りを見回すと、フィリピン人でこちらに嫁いだ人たちはグループを作り、一つのコミュニティを形成していま…

オランダ版ディズニーランド?

オランダ版ディズニーランド?。オランダにはディズニーランドは存在しませんが一応遊園地なるものは存在します。名前はエフテリング。 1952年からオープンされたエフテリングは世界最古の遊園地のひとつです。オランダ人絵本作家アントン・ピックのストーリ…

目撃者

今日は近くのスーパーで99セント(約100円)セールということで、買い出しそして明日の“遠足”のお弁当食材を買いに出かけました。普段は2〜3ユーロする商品も99セント、買おうと思っていた日用品も99セントでルンルン♪でお店に出ると、人だかりが・・・ 近づ…

こぼればなし

毎週水曜日のボランティア活動、Meet and Eat、多国籍の学生+社会人が集まって一緒にご飯を楽しむという企画で、先週から委員の一人になってしまいました。ということでMeet and Eatではただ食って、喋って楽しむという以上に、グループに入れず一人になって…

エスニックジョーク

先日のオランダ語を学ぶ多国籍の友人との集まりで、イタリア人のクラスメートが意中の女の子を連れてきました。 で、今日のオランダ語のクラスでそのことが話題にあがり・・・ ギリシア人「あの女の子は彼女なの?」 イタリア人「・・・・」 フランス人「も…

オランダ語を習い始める

[オランダ語など聞いたことも、見たことも、触ったこともない!] 先日教会の神父さんとコーヒーを飲みながらの雑談で、「芸者」について話したときのこと。神父さんの第一声「Geisya(芸者)」が何のことを言っているのかわかりませんでした。英語で話してい…

イースターまでの3日間

イースターとググってみると、イースター島(モアイ像がある島)の行き方などが検索に引っかかってきます。いきなりヨーロッパからイースター島に行ったという話ではありません。 イースター:聖書の記述によると十字架にかけられたイエスキリストが3日の後…

よくある1日の出来事を旦那の言動にフォーカスしてみると・・・

今日は旦那がやっぱりピノイ(フィリピン人の呼称)だと思った日でした。「ピノイ的行動その1&2」 午前中のオランダ語の教室でのこと(つい最近習い始めました)、先生が発音をチェックするため、一人ひとりに発音をさせていきます。時計回りに、皆が次々と1…

第三世界から来た教皇

先週は新しい教皇、フランシスコ1世が選出されたニュースで盛り上がりました。 2月末にローマ教皇を退位したベネディクト16世の後継者を決めるため12日から始まったコンクラーベで13日、新法王にアルゼンチン出身の大司教のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿…

退位、そして後継者

先月一月オランダ女王ベアトリクスが4月30日に王位を退く旨を国民に表明し一大ニュースとなりました。後継者は、女王の長男、ウィレム・アレクサンダー皇太子になり、オランダは1890年に国王ウィレム3世逝去から3世代を経て国王を迎えることとなります。この…

EDSA革命とそこから思うこと

2月25日はフィリピンではエドサ(EDSA)革命の27回目の記念日です。1986年2月22日に起こった国軍改革派将校の決起から25日のアキノ政権(現フィリピン大統領のお母さん)樹立に至るまでフィリピンで発生した革命を指します。エドサとは全長約23キロのマニラの幹…

イエスキリストの十字架にかかるまでの歩みを辿る

今日は聖週間(イースター:イエスが十字架にかかり3日後に蘇る)までの40日始めの金曜日として、教会でWay of the Cross(十字架までの道)という祈りがありました。先日の灰の水曜日に次ぐ宗教的な催しです。フィリピンでは日曜日の礼拝の前に行われることが…

灰の水曜日

今日は灰の水曜日です。(またしても土地柄、そして季節柄宗教ネタです。)四旬節(イエスキリストが十字架にかかり三日後に蘇る復活までの期間)の初日で、英語ではAsh Wednesdayといわれるその日は灰の祝別式と塗布式とが行われるところから由来しています。…

みんなで過ごすバレンタイン♥

今週のお題「バレンタインの思い出」 春の訪れを前に気温がまたぐっと下がりました。窓に細かい雪があたり、パラパラと音を立て、道路をうっすら白く覆っていきます。積もりはしないだろう雪が、儚く思え余計に美しく思えるのはきっとここ数年の南国生活の故…