世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

こまった人たち−留学生“烈”伝−

 烈伝or列伝?偉人名将のことではありません。
 印象が強烈で忘れられない人物とエピソードを私の中で“烈”伝として私は記憶に留めています。
大学院留学で思い出すのは●●●●国出身の男性。入学式で話をした時に、不思議を通り越して今まで聞いたことのない笑い方で笑う(ははは、でもヒヒヒという笑い方ではない)、しかも笑うタイミングが読めない。
彼をどう扱っていいのか、悩ましかったことはいまでも鮮明に思い出されます。まさかK国では皆こういう笑い方なのではないか?と思えるほど独特でした。独特の笑い方は決して変わることがなく、最終的には慣れましたが・・・

 また、●●●●●国からの学生は同居人とシェアして購入した機器を自国に持って帰ってしまったという話もも聞いたことがあります。・・・(自分の所有を主張するのはいいけど、ほかの人の所有権はどうなるの?)

 さて、ここヨーロッパでは?
いろんな国の学生に会います、中国、インド、インドネシア、インド、フランス、ベルギー、ドイツ…などなど。私は学生ではないので、学生同士の面白い、もしくはちょっと困った人たちの話は聞いたことはないけど。。。やっぱりどこにも、ちょっとこまった人たちはいるもんだと思ったのは旦那の体験談。

 先日、旦那と買い物をしていた時に、とある男性とすれ違いました。
旦那は以前に住んでいた場所に少しだけ滞在していた▲▲▲国からの留学生と紹介してくれました。
 
 旦那はいつもの調子で、

旦那:元気?どうしていた?」などと挨拶。

留学生:まだ、あの場所にすんでいるの?
旦那の質問はスルー。しかし、旦那はめげず、私がオランダに来たので違う場所に移動したことを簡単に説明。

留学生:で、いくら払っているの?キッチン、風呂場は共有?
旦那:学校近くでカップルが入れるアパートが見つからなくて・・・
留学生:共有で月に✖✖✖ユーロなんて高すぎるね、僕なんて・・・(自分がどうやってよい物件を探しのたか説明)
こういうやり取りがよくまとまらないうちに私が旦那にプレッシャーをかけて、会話終了となりました。

私:何か、感じ悪い〜、彼が“例”の同居人?

旦那:そうだよ。

旦那は典型的なフィリピン人。基本的には、嫌な思いをしてもその嫌な思いをさせた人の悪口を妻の私にも言いません。“罪を憎んで人を憎まず”らしいです。
けど、以前に珍しくネガティブなコメントを聞いたので、すぐにその人物のことを思い出しました。●●●国からの留学生と同じ屋根の下で生活しているときに共有場所を汚く使い、更にたまに掃除をすると張り紙をして「僕が掃除したから、汚さないように」とか付箋メモを残し(笑)、それはいいけど、彼が引っ越すときに旦那の購入したばかりの歯磨き粉を持ち逃げ(爆)小さいものだから・・・と思ったものの彼に連絡を取ると、「僕のだと思って持ってきた。君のなら君が取りに来い」というメール。誰が悪いんだかよくわからない。
旦那曰く彼が自分の持ち物間違えるハズは絶対ないんだけどなぁ、とのこと。何回ものやりとりの末、結局旦那が取りにいくことに・・・謝罪は一切無し。まぁ物がどうのというより、彼の態度がいただけないというのは言うまでもナイ。
某国の学生すべてがこんな人たちではないというのはわかるけど、これじゃその国の出身の人はこんな感じの人って見られてしまうわなぁ。

 これらの話はまだ害が少ない方。
 自国に彼女がいながらも、海外に出ると途端に自由になり、女の子を口説き付き合ってはわかれる某国男性。近頃はFBなどがあり、何らかのきっかけで彼女が知るところに。しかし、自国に帰ると元サヤなんて話はちょくちょく聞く話。●●国の男性は女性をこのように扱って、女性もそれを仕方ないながら受け入れているとかいう話を以前友人が言っていたけど、こういうことを目の当たりにしていると、信じてしまう。

 何百人もの外国人の友人を持てば、●●国の人はタチが悪い、▲▲国の人は傲慢だなんてステレオタイプにはならないけど、母数が少なくてすごいヒット率−出会った少ない数人が悪い印象を残すとやっぱり、その国のイメージに多少影響するよなぁなどと思ってしまう今日このごろ。人のふり見て我が振り直せ。

 とっても困った友人たちよ、勉強になった。ありがとう。