世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

エスニックジョーク

先日のオランダ語を学ぶ多国籍の友人との集まりで、イタリア人のクラスメートが意中の女の子を連れてきました。
で、今日のオランダ語のクラスでそのことが話題にあがり・・・
ギリシア人「あの女の子は彼女なの?」
イタリア人「・・・・」
フランス人「もー彼女なんだろ。」
イタリア人「いや、その・・・」
フィリピン人「今、頑張っているところなんだって」
フランス人「イタリア人なんだから、彼女をものにするなんてわけないじゃん」
イタリア人「僕は典型的なイタリア人じゃないんだ・・・」

 やっぱりイタリア人=女の子が好きで情熱的。というステレオタイプがあるんだなぁ、ヨーロッパ人同士でからかいあっているのを横で生暖かく見守りながら、これまでに読んだエスニックジョークが頭をよぎりました。

 エスニック・ジョーク:(英: ethnic joke) とは、ある民族の民族性、もしくはある国の国民性を端的にあらわすような話によって笑いを誘うジョークのことを言う。民族文化への風刺という性質上、社会的なタブー(民族差別)に抵触する部分があり、ブラックジョークの一種に分類される事も多い。(Wiki)

 ジョークの前提とされているのが、例えば、アメリカ人=独善的、すぐに法に訴える、イタリア人=スケベ、臆病、情熱的、ドイツ人=権威主義、フランス人=好色、グルメ、イギリス人=紳士、堅苦しい、食事まずい、日本人=カメラ、金持ち、女は淫乱、ロシア人=酒好きなど(^^;)

 私自身は読むのは楽しいけど、エスニックジョークは会話では持ち出しません。面白がってもらう確立よりも、気分を害する確率を恐るためです。
・・・しかし、ここヨーロッパでは、近隣国への”ジョーク”は酒の肴です。ベルギー人はオランダ人をケチといい、オランダ人はベルギー人をいい加減な人たちとしてジョークを言っています。オランダからベルギーに国境をまたぐと標識を見なくてもベルギーに入ったとすぐにわかる。道が凸凹だから。←確かにオランダの道の方が整っています。ギャグというより事実です。イギリス人の友人も、食事のまずさを冗談にしたりして(^^;)←笑っていいのやら。

よく引用されるエスニックジョーク
それぞれの乗客を海に飛び込ませるには、どのように声をかければいいか?
・ロシア人には、海の方をさして「あっちにウォッカが流れていきました」と伝える。
・イタリア人には、「海で美女が泳いでます」と伝える。
・フランス人には、「決して海には飛び込まないで下さい」と伝える。
・イギリス人には、「こういうときにこそ紳士は海に飛び込むものです」と伝える。
・ドイツ人には、「規則ですので飛び込んでください」と伝える。
アメリカ人には、「今飛び込めば貴方はヒーローになれるでしょう」と伝える。
・日本人には、「みなさん飛び込んでますよ」と伝える。

 日本人の付和雷同な様子が見事に皮肉られています(泣)
 もしかしたら、●●人はこんなんじゃなーい!!とお叱りのコメントがあるかもしれませんが、これはふむふむと聞いていられるレベルだと思います。
極度に一民族をこき下ろしているのはホントタブーですね。ヨーロッパで私のお気に入りの国●●●●がおバカ扱いされている理由を現在探求中です。ちなみにその国から優秀な将来の科学者が結構な数オランダで研究しているはずです。なんでですかね。

●●●●国の酒場にて
ビール瓶をひっくり返してみたら、こう書いてあった。
「反対側を開けてください」

●●●●人が鶏小屋に忍び込んだ。
人気を察した飼い主が銃を構えて呼びかけた。
「おい!そこに誰かいるのか?」
「誰もいません旦那様、おらたち鶏だけでがす」

→おバカネタは他にも沢山あるようです。

[エスニックジョークの他に他国で信じられている日本人の噂]
 さて、日本人、他国のエスニックジョークを聞いて笑っていられる場合ではない。
無人島に、「男2人と女1人」が流れ着いたら・・・どうなるか?
アメリカ人の島〜女は男の1人と結婚して子どもが生まれたが離婚し、親権を争うためにもう1人の男に弁護士役を頼んだ。
・英国人の島〜男2人は、誰も紹介してくれないので 女に話かけられずにいた。だから何も進展しなかった。
・フランス人の島〜女は男の1人と結婚し、もう1人の男と浮気した。
・ロシア人の島〜女は愛していない方の男と結婚し、3人でウォッカを飲んで嘆き悲しんだ。
・ドイツ人の島〜女は男の1人と結婚し、もう1人の男が戸籍係を勤めた。
・イタリア人の島〜男2人が女をめぐって争い続けた。
・オランダ人の島〜男2人はゲイなので結婚し、女は無視された。
・日本人の島〜男2人は、女をどう扱ったらよいか、トーキョーの本社からの指示を待ち続けた。
やっぱり日本人にはこういうオチなんですね。

 日本人の本当ではない噂として、こちらに来て聞かれたこと・・・
日本人と結婚すると、会社が相続できる(ウガンダからの学生談)。
寿司をよく食べる。(頻繁に食べる食べ物と理解している人がいる)(フィリピンの友人談)←毎日食べるものではありません(^^;) 

 日本人の不思議として・・・
 お辞儀、日本の企業と仕事をしているオランダ人の会社員、日本人同士でお辞儀しまくっている姿に「?」
鯨を食べる→知的生物を食べてしまうなんて恐ろしい(゚д゚lll)
 それをギャグったラーメンズのThe Japanese Tradition - Sushiをフィリピン人の友人が観て「これは本当なの?」と聞かれたことがあり、あまりにもしっかりと作ってある画像ゆえ、説明に窮しました。Youtubeで検索すると出てきます。英語字幕までついてある凝りよう。
こうやって、更に日本人への謎が深まるのでしょう。

 私が彼らの中で数少ない日本人の友達だと言われることがしばしば、日本人のエスニックジョークがバージョンアップしないように気を付けないと思う今日このごろです。