世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

フィリピンって危ないの?マニラの治安について

ビンラーディン殺害に関する余波はここフィリピンでも色濃い。
フィリピン治安当局は,差し迫った危機は感じられないとしながらも,フィリピン国家警察(PNP)では,ホーリーウイーク(4月13日)以降,全土の警戒レベルを最高度(3段階の最高度)に引き上げていましたが,今回の事態から同レベルを維持するとのこと。

国内の空・海港の警戒態勢強化(空港入港時の検問強化,外国人テロリストの入国を未然に防ぐための入国審査や手荷物検査を従来以上に厳格に行う),さらにバスターミナル,MRT・LRT駅等ショッピングモールなど多くの人が集まるところで警戒強化を実施。米国大使館に追加的な警備要員を配置し,通常以上の警戒態勢を敷く。フィリピン国内では,ミンダナオ地方スールー州,バシラン州,タウィ・タウィ州に追加的な警察官を配備,治安の維持に当たると発表。

実際に2007年に爆発事故※1があったマカティのモールに行ってきたが、そんなに緊張感漂っている感じではなく、なにがいつもと違うのだろうかと考えた。しかし今も長引く内戦を抱え、また今年2011年1月には頻繁に人が往来する道路を走る路線バスが爆破され、5名の尊い命が奪われる痛ましい事件も起こっている。
注意深く治安の動向を見ていかねばならないでしょう。

フィリピンの治安:本当に危ないのか?どうしたら危険を回避できるのか?

※1
2007年10月にフィリピンのビジネス街で多くの人が行きかうショッピングモール、グロリエタで爆破事故が起こり、8名死亡、100名以上が負傷するという事件が起こった。事件の当初はメタンガスの爆発といわれていたがその後、意図的な爆破であるとの発表もあり、二転三転した。
記事の一つ目は事件後間もなく書かれた記事である。二つ目は昨年2010年にフォローアップとして書かれたものである。
記事1“(UPDATE 19) Mall bomb blast kills 8, hurts more than 100 ”
http://newsinfo.inquirer.net/breakingnews/metro/view/20071019-95462/%28UPDATE_19%29_Mall_bomb_blast_kills_8%2C_hurts_more_than_100
記事2“‘Explosive, not gas, blasted Glorietta 2’ ”
http://newsinfo.inquirer.net/inquirerheadlines/nation/view/20101020-298687/Explosive-not-gas-blasted-Glorietta-2