世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

Peace Village Residential Experience DAY2- ミンダナオの和平への

実質、2日目、公式的には1日目。朝は4時半に起床し、5時から体操。本当に暑くて、昨日の疲れが残る朝の早い時間に起きるのはちょっと辛かったけれど、フル参加★を目標にしていたため、重い体を引きずって小学校の校庭に向かいました。

▲この時間帯にお米を外に干し始めます。

 校庭に到着すると、既に体操が始まっていました。朝から、大音量の音楽とともに身体を動かすと、次第に目が覚めてきます。ブートキャンプのようなノリで少々恥ずかしさもあるのですが、周りの小学生や先生と一緒に元気に体操をしました。

 体操で一汗かいたら、シャワー。シャワーオブピースの時間。小学校の校庭に放水車を入れて、そこからの水で大量一斉シャワーともいうことが出来ますが、この定例化したイベントには意味があります。一日を「偏見」などを洗い流して始めるという意味合いがあります。子どもたちはそんな深遠な意味があることを理解しつつも大はしゃぎ。で、私も思わず大はしゃぎで参加してしまいました。すっかり濡鼠になってしまいましたが、子どもたちのはしゃいでいる様子を見てこちらも嬉しくなりました。

▲この子どもたちの嬉しそうな顔

 着替えをして、次はカトリック、異なる宗教のミサの時間、午後はピースパレードとイベントは次から次に続いていきます。

 あっという間に夜。夜は開会式があります。開会式には各宗教のリーダー、州知事や私を含めて、NGOの参加も有りました。開会式でショートスピーチをせねばならず、ちょっと準備不足で辛いものがありました。毎回ああ、ちゃんと準備しておけばよかった〜なんて思うのですが、後悔しても遅し。しかし、私のスピーチの冒頭で今回の治安状況を押してでも来た理由、について州知事がメッセージを嬉しく聞いてくれたtのこと、ホッとしました。北ラナオ州の知事は切れ者でフィリピン中で一番若い知事。ちょっと怖い顔をしていましたが、俳優の浅野忠信似のイケメン男子でした。妹は国会議員。妹も若く綺麗なのにしっかりしている女性でした。お父さんもお母さんも政治家だとか。政治家ファミリーなのですね〜。
 開会式の中ではDr.Mutiaの定年退職にも触れられました。そのためにDr.Mutiaが州知事にPeace Villageの鍵、象徴的ハリボテの大きな鍵ですが、渡される場面もありました。州政府もムスリムとクリスチャンの平和的共存のためにこのプロジェクトの有効性を認識し、年間で200万円ほどの予算をこのプログラムのために使うと約束してくれました。
 

こうして一日目の夜は更け行きました。