世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

打ち上がる花火を見て思うところ

 あけましておめでとうございます。今年はオランダで年明けを迎えました。
私は、日本のようなとまではいかないものヨーロッパの国の静かな町に住む者としては、厳かな新年を期待していましたが、期待は見事裏切られ、[オランダ、ナイメーヘン、2013年年明けカウントダウン - YouTube:title=周りの家々は花火や爆竹のし放題で、爆音と煙漂う中で迎えた新年でした。]

 花火や爆竹は午後の時間帯でも聞かれましたが、ピークはやはり年明けカウントダウン。12時の5分前ぐらいから、遠くに大玉の花火ががんがん打上がっているのが見えます。そのあたりぐらいから、近所の人たちがいそいそと外に出てきます。花火を打ち上げたり、爆竹を鳴らしますが、中にはワインの瓶とグラスを持って外に出てきてお酒を飲みながらそれを楽しんだりしています。時には近所の人がおウチに誘ってくれてそこで一杯やる場合もあるとか。花火は、確実におめでたい雰囲気を演出します。
 
 私はおめでたい花火の音を聞きながらも、思わず戦争でドンパチやったらこんなふうにドッカンドッカン、あちらこちらから聞こえるのだろうなと想像してしまいました。その想像の理由は、家の前で打上がっている花火が激しくて、ちょっとこっちに向かってきたら怖いなぁと思ったからです。
 
 2012年に世界の人口が70億人を突破して、その中のどれくらいの人が安全な環境で家族一緒に年を越すことができたのか、遠く思いを馳せました。そう考えると、やっぱりまたフィールドの仕事に戻りたいなぁなどと思ってしまうわけです。何かできるのではないかという奢りでしょうか?

 今はここで、友人知人を含めた多くの人が安全な環境で生活でき、幸せを多く感じる一年となりますように。と、願うばかりです。