世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

YupPeaceフォーラム:テクノロジーを使って平和を推進する!

Yup Peace今日はPeacetechが主催する毎週土曜日に行っているワークショップにお邪魔した。
9:00〜夕方の17:00終了の予定で開催。参加者層は高校卒業したばかりの若者から会社に勤める若手まで合計で22人の参加者が集まった。

内容はミンダナオの歴史、紛争が起こった経緯についてのレクチャーとディスカッション。また、紛争について、限られた資源をどのように分け合うのかのゲームを行いながら利害が絡む相手と暴力によらず対話で解決していく方法、偏見、差別などを学んでいく。これらのコンテンツは来週一週間かけて行う若者むけのワークショップと同じ内容。それをもう少しコンパクトに行っている。

今日はファシリテーターとしての参加ではなくて、会場の下見(来週のセミナーの会場が同じなため)とどんな雰囲気でワークショップが進められているのか、またどういうモチベーションで参加者が参加をしているのかを見たかったから。それだけの理由だが、なんとなく気持ちも外に出たいなぁと思っていたためでもある。

朝から参加できたらよかったのだがそうもできず、お昼3時ごろからの参加。ちょうどミリエンダタイム。みなでパンシットを食べながら談笑しているところにお邪魔。集合写真を撮る場でみんなに紹介され、照れながらの自己紹介。

休憩後は引き続いてワークショップ。ダイアログ(対話)のポイントについてとPeacetechの特徴のひとつ、テクノロジーをどうやって有効に活動に使うのか、団体のスタッフでブロガーかつコスプレ大好きのDさんが担当し、ウォークショップをひとくぎり。

ワークショップの最後は自分自身に誓いを立てて、それを自分が見届けてほしい人に手渡す。たとえば、今まではムスリムと接したことがなくて、偏見を持っていたけど、それを捨てて今後はもっとオープンに信条の違う人と付き合っていく。これをムスリムの参加者に手渡したり...。自分で誓ってそれを他人に見守ってもらうのって重要ですよね。

会場は、知人のオフィスがあるisis、ケソン市の市庁舎に程近いところで、NGOが軒を並べている建物の3階の会議室。ビルのような近代的なつくりではなく、家のつくりはフィリピン的な建物で大きな窓があり開放感あるロビーが印象的。会議室は少々小さめだが微妙な古さがいい雰囲気を醸し出している。ちょっとスペースが狭いのでワークを工夫しないといけないかなと思った。
ワークショップの雰囲気は、よくしゃべる参加者とそうではない参加者と偏りがあるけど、それでもみんな元気いっぱい(笑)来週はこの元気いっぱいの参加者に負けずがんばらねば。今回参加者はほとんど働いている人たち。facebookの招待で参加。今までムスリムとかかわりを持ったことがなくって参加者にムスリムが居ることが本当に新鮮だったという参加者も居ました。

修了書を渡す際、なぜか呼ばれて参加者に修了書を手渡し、一緒に写真撮影(わたしって偉い人じゃないっすよ〜)。誤解されないといいなぁと思いながらカメラの前でニコリ×22回。気がついたら19:00を回っていました。いやはや。

小さな活動だけど、彼ら若い職業人が今日学んだことを生かしてくれたら、もっともっとフィリピンはよくなるはず。