世界旅日記

フィリピン人と結婚した日本人妻によるハロハロ(雑記)ブログ

シンガポールの味をフィリピンで

 シンガポール在住時から聞いていたフィリピンにあるシンガポール料理のお店にようやく行ってきました。 
 

 場所はクバオのショップワイズがある建物の角、KFCの並びにあります。鶏のマークが目印。ちょっとめだたない所にあります。

 店内はいたってシンプル。

 シンガポールでのホーカーズセンターのご飯を思い出します。ちなみにホーカーとは路上屋台の意味。衛生上の問題から路上で点々と営まれてた屋台を一か所に集めて一種のフードコートとなったようです。ただ、フードコートはショッピングモールの中のものをさしとホーカーセンターは区別して呼ばれています。
 屋台料理の発展はその国の歴史背景があります。シンガポールの英国領時代インド、中国からの単身出稼ぎ者が多く、屋台で食事を済ませる人が多かったとか。今ではすっかりシンガポールの食文化の一部となっております。夫婦共働きも多いため、夕方夫婦でホーカーセンターで食事をしているカップルも見かけます。私もご飯をつくるのが億劫な時はホーカーセンターでご飯をしていました。

 さて、シンガポール時代の思い出はさておき、オーダーはやっぱり、海南風チキンライス(海南鶏飯)とラクサ。海南風チキンライスは茹で(蒸した)鶏とその茹で汁で炊いた白米を共に皿へ盛り付けた料理。添えられるおろしにんにくとチリが食欲をそそります。
シンガポールで有名と言いますが、マレーシアやタイなどの東南アジア周辺地域でもみられる料理です。
一度作ってみましたが、やはりシンガポールで食べたほどの味にはなりませんでした。

 ラクサは、ガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた、ココナッツが入っている麺料理です。マレー半島を代表する麺料理。シンガポールではココナッツの入った濃厚な味が多いのですが、マレーシアでは酸味のきいたあっさりした味だったりと、所により違うようです。
フィリピン料理に慣れていた舌でしたが久々に香辛料が効いた料理を食べてびっくり。それほど辛くはないものの汗が出ました。

 
 これでミルクティがあったら最高なのに・・・。