エルニドリゾート金賞受賞の快挙と痛ましい事件
エルニドリゾート、環境教育プログラムでアジア太平洋旅行協会、2011年度金賞受賞の快挙を成し遂げました。おめでとうございます。全体102団体、223のプロジェクトから、エルニドのリゾートで実施されているBe G.R.E.E.N.は受賞したわけです。
すべてのエルニドリゾートにかかわるスタッフに実施されているプログラムで、生物の多様性の保護、廃棄物の管理、法的規定や保護、水資源と省エネの5つの項目についてのセミナーで、実施開始の2007年から800人以上の従業員がこのプログラムを修了している。
ちなみにエルニドは、パラワン島の北端に位置し、約50の無人島からなり、そのほとんどが大理石でできた島。フィリピンでは、パラワン島だけがユーラシアンプレートにあり、固有の植物、独特な島の景観等の美しい姿を見ることができる、リゾート地。
喜ばしい受賞のニュースの一方で、マキンリ山(ラグーナ)の警備員が銃殺されるという事件が起こっている。この警備は25年間にわたりこの山に入ってきて違法な行為(小規模での森林の伐採、移住者)を行う者に対処し続けてきた。この山はフィリピン大学のロスバニョス校が管理し、警備も当校に雇われていた大学の職員。
http://newsinfo.inquirer.net/inquirerheadlines/nation/view/20110513-336232/Mt-Makiling-guard-killed
二つのニュースが環境がらみなだけに一日違いに報道されたのが悲しい。